R1年 食品衛生監視員 No.3 微生物学Ⅰ (2) 問題と解説

 問 題     

真菌に関する記述 ① ~ ⑤ について、妥当なものには ○ を、妥当でないものには×をそれぞれ記せ。

① 酵母、キノコを含む真菌は原核生物に該当する。

② サルファ剤は、アオカビが分泌する成分である。

③ 糸状菌の菌糸には、隔壁を有しているものも、隔壁を有していないものもある。

④ 真菌の細胞壁はペプチドグリカンから成る。

⑤ アフラトキシンは、真菌由来の毒性物質の総称である。

 

 

 

 

 

 解 説     

① ☓
酵母、キノコを含む真菌は、核が核膜で包まれている 真核生物 です。

② ☓
アオカビが分泌する成分は「ペニシリン」です。サルファ剤は化学合成された抗菌薬です。

③ ◯
糸状菌 (カビ) の菌糸は、隔壁を有する 有隔菌糸 と、有さない無隔菌糸 に分類されます。

④ ☓
真菌の細胞壁に、ペプチドグリカンは存在しません。ペプチドグリカンは細菌 (原核生物) の細胞壁に特有の成分です。

⑤ ☓
アフラトキシン → マイコトキシンとすべき記述です。マイコトキシンの代表例が、極めて発がん性の高いカビ毒の一種である アフラトキシン です。

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