問 題
10 進数の演算式 21 × 22 × 23 × … × 2n-1 × 2n の結果を 16 進数に変換したときに、8 桁以上となるような最小の自然数 n はいくらか。
1. 5
2. 6
3. 7
4. 8
5. 9
正解 (3)
解 説
本問を解くために必要な知識は 3 つです。
1:指数法則 ab × ac = ab+c
2:等差数列の和の公式 Sn = (初項 + 末項) × n/2
3:n 進数について 1 桁目 n0 が何個、2桁目が n1 が何個… と読む
まず、10 進数の演算式 21 × 22 × … 2n
= 2(1+2+…+n)
= 2{n(n+1)/2} です。
次に選択肢について、具体的に考えます。
n = 5 の時
215 = 23 × 163 と表せます。これは 16 進数で 8000 (16 進数) です。つまり、16 進数だと 4 桁です。 8 桁以上にはなりません。
n = 6 の時
221 = 2 × 165 です。これは 16 進数で 200000 (16 進数) と表せます。つまり、16 進数だと 6 桁です。 8 桁以上にはなりません。
n = 7 の時
228 = 1 × 167 です。これは 16 進数で 10000000 (16 進数) です。 8 桁となったので、正解は n = 7 とわかります。
以上より、正解は 3 です。

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