問 題
次は、花きの開花調節に利用されている光周性花成誘導に関する記述であるが、A~D に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。
日長が長いほど花芽分化が早まる長日植物には A などがある。日長が短いほど花芽分化が早まる短日植物のうち、ある日長より長くなると花芽分化しない植物を B 短日植物という。
また、いずれの日長条件でも開花するが、短日条件で開花がより促進されるものを C 短日植物という。短日植物に暗期の途中で光を当てる光中断を行うことで、開花を D することができる。

正解 (3)
解 説
A ですが
選択肢からカーネーションかバラが入ります。バラやシクラメン、ゼラニウムは、日の長さに関係なく花芽を形成する「中性植物」の代表例です。A は「カーネーション」が妥当です。正解は 1 ~ 3 です。
B,C,D ですが
ある一定時間以下の日長 (限界日長) でないと開花しないものを 絶対的短日植物、もしくは質的短日植物といいます。B が「質的」です。これにより C が「量的」、D が「抑制」です。
以上より、正解は 3 です。

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