問 題
次は、農家等に関する記述であるが、A~D に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。
1990 年農林業センサス以降の分類では、販売農家は、経営耕地面積 30 a 以上又は農産物販売金額が年間 A 円以上の農家と定義されている。販売農家のうち、農家所得の 50 % 以上が農業所得で、 1 年間に 60 日以上自営農業に従事している 65 歳未満の世帯員がいる農家を B という。兼業農家のうち、農業所得が兼業所得よりも多い農家を C という。販売農家の戸数は年々減少しており、平成 29 年の戸数*は約 D 戸である。
* 農林水産省「農業構造動態調査」

正解 (1)
解 説
A ですが
「販売農家」は、経営耕地面積が 30a 以上 又は 農産物販売金額が 50 万円 以上の農家です。ちなみに、「自給的農家」は、経営耕地面積 30 a 未満かつ農産物販売金額が 50 万円 未満の農家です。A は「50 万」が当てはまります。正解は 1 ~ 3 です。
B ですが
選択肢より「主業農家」か「兼業農家」です。問題文より「所得の半分以上が農業所得」という区分なので「主業農家」が妥当です。正解は 1 or 2 です。
C ですが
兼業農家のうち、農業所得が兼業所得よりも多い、つまり農業所得を主な収入源とする兼業農家は「第 1 種兼業農家」です。これにより、D は 120 万とわかります。
以上より、正解は 1 です。

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