公務員試験 2019年 国家一般職(土木) No.39解説

 問 題     

環境の保護等の条約に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ ワシントン条約とは、国際間の商業目的の過度の取引による種の絶滅を防ぐため、絶滅のおそれがあり、保護が必要と考えられる野生動植物の種の国際取引の規制を行う条約である。

㋑ バーゼル条約とは、オゾン層の保護を目的とする国際協力のために、オゾン層破壊物質の排出規制等の基本的枠組を設定する条約である。

㋒ ラムサール条約とは、国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を促し、湿地の適正な利用を進めることを目的とした条約である。


1.㋐、㋑
2.㋐、㋑、㋒
3.㋐、㋒
4.㋑、㋒
5.㋒

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

㋐ は妥当です。
絶滅が危惧される野生動物を守る目的の条約である、ワシントン条約についての記述です。

㋑ ですが
バーゼル条約は、有害な化学物質・廃棄物に関連する条約です。オゾン層保護を目的とする国際協力のための条約は「ウィーン条約」です。

㋒ は妥当です。
水鳥の生息地として国際的に重要な湿地と、そこに生息・生育する動植物の保全を目的としたラムサール条約についての記述です。


以上より、正解は 3 です。

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