公務員試験 2022年 国家一般職(土木) 工学に関する基礎 No.11 解説

 問 題     

図のような円筒状の容器 A、容積が A と等しい円錐台状の容器 B と C をそれぞれ水平面上に置き、容器に水を満たした。このとき、A、B、C の底面が水により受ける圧力 (底面における水圧) をそれぞれ PA、PB、PC とすると、これらの大小関係として最も妥当なのはどれか。ただし、大気圧は無視できるものとする。


1.PA < PB < PC
2.PA < PC < PB
3.PB < PA < PC
4.PB < PC < PA
5.PC < PA < PB

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

【水圧の基礎知識】
1:水圧は面に垂直に働きます。
2:水圧は深くなるほど大きくなります。

底面における水圧は、容器の高さが高いほど大きいとわかります。※注意:底面が受ける「力」であれば、力は「水圧 × 底面積」 なので、高さだけからはわかりません


高さは 容器 B が最大、C が最小です。従って
PC < PA < PB です。


以上より、正解は 5 です。

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