問 題
結晶による X 線の回折に関する次の記述の ㋐、㋑ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。
「図は、間隔 d で規則正しく並んだ格子面に、波長 λ の X 線が角度 θ で入射し、同じ角度 θ で反射した様子を示したものである。図中の二つの X 線の経路差は ㋐ であり、n を正の整数とすると、 ㋐ が ㋑ と等しいとき、二つの反射 X 線が強め合う。」
正解 (3)
解 説
上図より ㋐ は「2 dsin θ」です。正解は 3 or 4 です。
㋑ ですが
経路差が波長の 整数倍、つまり 2 dsinθ = nλ であればちょうど強め合います。
以上より、正解は 3 です。
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