問 題
光に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち、下線部が妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ 可視光線の波長のほぼ全域を均等に含む光は、ヒトの肉眼では白っぽく見える。
㋑ 太陽光には、可視光線よりも波長の短い紫外線が含まれている。
㋒ 光が、その波長よりも小さな粒子に当たると、その粒子を中心とする球面波が生じ、周囲に広がっていく現象を偏光という。
1.㋐、㋑
2.㋐、㋒
3.㋑
4.㋑、㋒
5.㋒
正解 (1)
解 説
㋐ は妥当です。
光は様々な波長の光を含んでいます。人の目で見える範囲の波長の光を可視光線といい、波長が短い方が紫色、波長が大きい方が赤色です。様々な色の光がまんべんなく含まれていると白色に見えます。
㋑ は妥当です。
紫外線は可視光線よりも波長が短く、赤外線は可視光線よりも波長が大きいです。
㋒ ですが
光が粒子にぶつかって方向が変わるのは「散乱」です。波長よりも小さな粒子の場合の散乱をレイリー散乱と呼びます。
以上より、正解は 1 です。
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