過去問 2023年 国家一般職(高卒 基礎)No.21解説

 問 題     

1.x ≦ ー6
2.x > ー6
3.x ≦ ー5
4.x < ー5
5.x ≧ ー5

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

解法1:不等式を解く

分母の最小公倍数 6 を両辺にかけます。

3x ー 2(5(x + 4)) ≧ 2
3x -2(5x + 20) ≧ 2
ー7x -40≧ 2
ー7x ≧ 42
∴ x ≦ ー6

※両辺に負の数をかけたりわったりすると
不等号向き変わる点に注意!

―――

解法2:選択肢に注目し、適当な値を代入することで不等式が成立するか評価する。(公務員試験全般に通じる点から、おすすめ)。

例えば x = 0 を代入します。
左辺 が -20/3、右辺が 1/3 なので不等式は成り立ちません。x = 0 でも不等式が成り立つことになる選択肢 2,5 は誤りです。

選択肢 1,3,4 のうちどれかを判断したいので、x = -5 を代入してみます。左辺 ー5/6、右辺 1/3 なので不等式は成り立ちません。選択肢 3 は誤りです。

x = -6 を代入してみます。
左辺=右辺=1/3 となることがわかります。従って、正解は 1 です。


以上より、正解は 1 です。

類題 2019 no21 連立不等式
https://yaku-tik.com/koumuin/2019-kousotu-21/

コメント