問 題
図のように、小球を地面から鉛直上向きに速さ 6.0 m/sで投げ上げた。小球が最高点に到達したときの地面からの高さ h として最も妥当なのはどれか。ただし、重力加速度の大きさを 10 m/s2 とする。
1. 1.2 m
2. 1.5 m
3. 1.8 m
4. 2.1 m
5. 2.4 m
正解 (3)
解 説
【初速のある等加速度運動の基礎知識】
初速のある等加速運動では
・速度 v = v0 + at
・変位 x = v0t + at2/2 です。
※鉛直上向き投げ上げでは、加速度は重力加速度なので、下向き 10 m/s2 です。
【小球が最高点に到達した時刻】
小球が最高点に到達した時、速さは0です。そのため、0 = 6 – 10t が成立します。この時の t = 0.6 です。
【小球が最高点に到達した時の地面からの高さ h】
t = 0.6 の時の変位 x = h = 6 × 0.6 – 10 × (0.6)2/2 = 3.6 – 1.8 = 1.8 です。
以上より、正解は 3 です。
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