過去問 2021年 国家一般職(高卒 基礎)No.8 解説

 問 題     

 あるクラスの児童について次のことが分かっているとき、論理的に確実にいえることとして最も妥当なのはどれか。

○ 逆上がりができる人は、平泳ぎができる。
○ 前転ができない人は、逆上がりができない。
○ 二重跳びができない人は、平泳ぎができない。

1.逆上がりができる人は、二重跳びができる。
2.前転ができない人は、二重跳びができない。
3.二重跳びができる人は、前転ができる。
4.平泳ぎができる人は、前転ができる。
5.二重跳びができる人は、逆上がりができる。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

◯◯ は△△ という形式の条件なので命題です。対偶を考えます。(類題 2020年 no8)。

以下、できるを 〇。できないを ×。逆上がりを逆、平泳ぎを平、前転を前、二重跳びをニ重と略します。与えられた条件と対偶は、以下のように表されます。

・逆 ◯ → 平 ◯ 対偶:平☓ → 逆☓
・前 ☓ → 逆 ☓ 対偶:逆 ◯ → 前 ◯
・二重 ☓ → 平 ☓ 対偶:平 ◯ → 二重 ◯


選択肢 1 は妥当です。

逆 ◯ → 平 ◯ → 二重 ◯ となります。

正解が見つかったため、選択肢 2 以降について、検討は不要です。本番では、選択肢 2 以降を全く検討しないのは不安かもしれません。その場合は番号に印をつけておき、ほかの問題を解き終わって時間が余った時見直すという流れが おすすめです。


以上より、正解は 1 です。

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