問 題
建築物の維持・保全に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ 鋼構造で鉄骨に錆さびが発生した場合は、断面欠損に配慮し、錆を落とさずに錆止め塗装及び仕上げ塗装を行う。
㋑ LCC(Life Cycle Cost)とは、建築物の企画の段階から施工・保全・除却にいたるまでの費用を予測し、それらを合計したものである。
㋒ 木材の腐朽対策においては、建築物の床下などの湿気が生じやすい箇所では、通風を確保して結露を防ぐようにする。
1.㋐
2.㋐、㋑
3.㋑
4.㋑、㋒
5.㋒
正解 (4)
解 説
㋐ ですが
原則として、錆止め舗装や仕上げ舗装の前に、既に付着した錆を落とす工程があると思われます。㋐ は誤りと考えられます。
㋑ は妥当です。
ライフサイクルコストについての記述です。
㋒ は妥当です。
結露は、空気中の水分が冷やされて水滴となる現象です。
以上より、正解は 4 です。
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