公務員試験 H30年 国家一般職(高卒 技術) No.96解説

 問 題     

集合住宅に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ スケルトン・インフィル(SI)とは、建築物の長寿命化を図るため、企画の段階から構造体(スケルトン)と、間取り・内装・設備などの内部仕様(インフィル)を分離して考える方式である。

㋑ コーポラティブハウスとは、北欧で始まった、異なる世代の複数の世帯が一緒に住む住まい方の形式であり、家事・育児・老人介護などを共有できる利点がある。

㋒ フラット型とは、 1 住戸が2 層以上で構成された住戸形式であり、住戸内に階段を設けることで、内部空間に変化をもたせることができる。

1.㋐
2.㋐、㋒
3.㋑
4.㋑、㋒
5.㋒

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

㋐は妥当な記述です。

㋑ですが
記述は「コレクティブハウス」です。

「コーポラティブハウス」は
入居希望者が組合を結成し、組合が事業主となり、建設行為を行う集合住宅のことです。よって、㋑は誤りです。

㋒ですが
記述は「メゾネット」についてと考えられます。

「フラット型」は
同じフロア内に各戸が配置される形式です。よって、㋒は誤りです。

以上より、正解は 1 です。

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