公務員試験 H30年 国家一般職(高卒 技術) No.54解説

 問 題     

図のように、縦弾性係数E の一様な丸棒に引張荷重が作用している。丸棒に生じる引張応力の大きさが σ、縦ひずみが ε であるとき、σ  と ε の関係を表す式として最も妥当なのはどれか。

ただし、引張応力の大きさは比例限度を超えないものとする。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

ひずみについては
・軸方向力を P、断面積 A とすると、軸応力 σ は P/A です。
・力を加えて、元々 長さ l の物体が Δl 伸びた時、ひずみ ε を Δl/l で表します。
この時、E をヤング係数(ヤング率)として
σ = Eε が成立します。ここまでが基礎知識です。この機会におさえておきましょう!

本問では、σ と ε の関係が聞かれているため、σ = Eε です。

以上より、正解は 2 です。


類題 H28no49

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