問 題
給水設備に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち、妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ 飲料用の受水槽は、保守・点検を容易に行うことができるように、その周囲に所定の寸法以上の空間を確保する必要がある。
㋑ 受水槽の有効容量は、一般に、1 日の予想給水量の 3 倍程度として計画する。
㋒ 独立住宅における 1 日当たりの給水量は、一般に、居住者 1 人当たり 20 ~ 40 L である。
1.㋐
2.㋐、㋑
3.㋐、㋒
4.㋑、㋒
5.㋒
正解 (1)
解 説
㋐ は妥当です。
水道からの水をいったん貯めておくのが受水槽です。受水槽について、六面全てから目視で容易に点検できるスペースを確保する必要があります。
㋑ ですが
受水槽の有効容量とは、タンクの実際の貯水容量のことです。満杯にはせず余裕を持って水を貯めるものであり、実際にどのくらい貯めるかを示す量が有効容量です。
本試験時点において、受水槽の有効容量は一般に「1日予想給水量(予想使用量)の 1/2 程度」として計画します。「3倍程度」ではありません。㋑ は誤りです。
㋒ ですが
1人で使う水の量は 200 ~ 300 L/日 程度です。「20 ~ 40 L」ではありません。㋒ は誤りです。1分水道を流しっぱなしにすると、大体 10L 強ぐらいつかうことになります。
以上より、正解は 1 です。
類題 2021 no93 給水設備
https://yaku-tik.com/koumuin/2021-gijyutu-93/
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