問 題
色彩に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち、妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ 同一色が面積の大小によって明度、彩度が異なって見えることを面積効果といい、一般に、面積が大きい色は明度、彩度とも高く見える。
㋑ 見かけの大きさが実際の大きさよりも大きく見える色を膨張色といい、一般に、明度、彩度とも低いほど膨張して見える。
㋒ JIS に定められている安全色のうち、黄色は注意を意味する。
1.㋐、㋑
2.㋐、㋒
3.㋑
4.㋑、㋒
5.㋒
正解 (2)
解 説
㋐ は妥当です。
面積効果についての記述です。
㋑ ですが
膨張色とは、物体そのものの大きさより、さらに大きく見せる効果を持つ色のことです。 膨張色の主な色は、暖色系の赤やオレンジ、黄色などです。一般に「明度、彩度の高い色」が、実際より大きく見えます。「明度、彩度とも低いほど膨張」ではありません。㋑ は誤りです。
㋒ は妥当です。
安全色とは、危険箇所や避難経路などの安全性をひと目でわかるように示す色のことです。JIS により規定されており、本試験時点において、赤、黄赤、黄、緑、青、赤紫の 6 色+ 対比補助色として 白、黒 計 8 色です。
以上より、正解は 2 です。
類題 2021 no92 色彩
https://yaku-tik.com/koumuin/2021-gijyutu-92/
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