問 題
図は、ある路線の横断測量によって得られた No.1、No.2、No.3 の断面図とその断面における CA(切取り断面積)及び BA(盛土断面積)を表している。測点は No.1、No.2、No.3 の順であり、各測点間の距離はそれぞれ 20.0 m である。
この区間の土量を両端断面平均法で求めたとき、盛土の土量から切土の土量を引いた量として最も妥当なのはどれか。
正解 (2)
解 説
両端断面平均法は、その名の通り、両端断面の平均 を用いて計算する方法です。本問では、各断面間の距離が 20 m なので、「両端の断面の平均 × 20 m」 を、それぞれの断面間で計算し、足し合わせます。
断面1~2間の平均は CA が 7.65 と 6.35 の平均なので 7.00 です。BA の平均は 9.60 と 8.90 の平均なので 9.25 です。
断面2~3間の平均は CA が 6.35 と 7.15 の平均なので 6.75 です。BA の平均は 8.90 と 9.10 の平均なので 9.00 です。
20 × { 9.25 + 9.00 ー (7.00 + 6.75) }
=20 × 4.5
= 90
以上より、正解は 2 です。
類題 2019 no70 両端断面平均法
https://yaku-tik.com/koumuin/2019-gijyutu-70/
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