2023年 国家一般職(デジタル・電気・電子) No.28 解説

 問 題     

公開鍵暗号方式とその応用に関する次の記述の ㋐、㋑、㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「インターネットで頻繁に使用される公開鍵暗号方式の一つに ㋐ がある。㋐ の応用として、ウェブアドレス(URL)が https から始まるウェブページを閲覧するときの暗号化には ㋐ と ㋑ を組み合わせて使用することがある。また、ウェブサーバが第三者によって不正になりすまされていないことを確認する ㋒ にも ㋐ を使用することがある。」

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

㋐ ですが
公開鍵暗号方式としては RSA などが用いられています。RSA は発明者 3 人の名前の略です。

AES は「Advanced Encryption Standard」の略です。データの送信者と受信者が同じ暗号鍵を用いて、暗号化と復号を実行する「共通鍵暗号方式」で用いられる方式です。


㋑ ですが

DHCP は「Dynamic Host Configuration Protocol」の略です。ネットワークに接続するデバイスに IP アドレスを自動的に割り当てるためのプロトコルです。暗号化に用いられるものではありません。㋑ は「共通鍵暗号」が妥当です。


㋒ ですが

「・・・なりすまされていないことを確認」とあるので、サーバ「認証」です。


以上より、正解は 5 です。

類題 H25 no39 ネットワークセキュリティ 
https://yaku-tik.com/koumuin/h25-denjyou-39/

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