2022年 国家一般職(高卒 基礎)No.15 解説

 問 題     

醤油 と本みりんが同量あり、これらを使用して蕎麦 つゆと煮物を作る。蕎麦つゆには醤油と本みりんを 4:5 の割合で使用し、煮物には醤油と本みりんを 1:1 の割合で使用する。

初めに、蕎麦つゆを作った。このとき、残った醤油の量と残った本みりんの量の比は 8:7であった。次に、蕎麦つゆに使用した醤油と同量の醤油と本みりんを使って、煮物を作った。このとき、残った醤油の量と残った本みりんの量の比はいくらか。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

調味料1:醤油、調味料2:本みりん が同量あり、まず蕎麦つゆ(しょうゆ:みりんを 4:5使う)を作り、その後で煮物(しょうゆ:みりんを1:1使う)という流れの問題です。問題文に具体的な量が出てこないので、都合よい具体的数字を使うとわかりやすいです。

例えばですが、蕎麦つゆを作った後に残った醤油:みりんが8:7だった とあるので、この時 80 mL と 70mL 残っていたとしましょう。(単位は適当で OK ですし、重さで考えて g とかでもよいです)。

蕎麦つゆに しょうゆ:みりんを 4:5 使っており、元々同量だったことから、比における差の「1」が「10mL の差」に対応すると考えられます。そのため、元々しょうゆ 120mL、みりん 120mL とわかります。

次に煮物を作ります。蕎麦つゆ作成に使ったのと同量、つまり 40mL の醤油とみりんを使うので、残るのは しょうゆ:80 ー 40 = 40、みりん:70 ー 40 = 30 です。比で表せば4:3です。

以上より、正解は 4 です。

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