2022年 国家一般職(高卒 基礎)No.14 解説

 問 題     

ある紙を点線どおりに折っていった場合、最後に重なって一つの三角形になるのはどれか。ただし、三角形は全て合同な直角二等辺三角形で、点線以外のところで折ってはならず、また、折らない点線があってはならないものとする。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

本番では問題用紙を切り取ればわかると考える問題ではないでしょうか。ですが問題表紙に「・・・切り取ったり・・・しないでください」と注意事項があるので、破くと多分試験失格になるので注意しましょう

頭の中でいきなり全体の端っこから折ることができる人はよいのですが、空間的な操作があまり得意でない人の現実的アプローチとしては「わかりやすいシンプルな2つの直角二等辺三角形を折るイメージで考える」ことだと思います。以下の図を参考にしてみてください。

すると選択肢の三角形を折り込んでいくと、「ん?」と引っかかる所があるのではないでしょうか。選択肢 1 を例に考えてみると

上のように、 90° と 45° の角が接する部分(赤丸部分)があると、折った時きれいに三角が重なりません。この部分があるとダメなので、選択肢 1,2,3,5 は誤りです。

以上より、正解は 4 です。

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