問 題
建築生産に関する次の記述の ㋐、㋑、㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。
「建築物が完成するまでには、建築主、設計者、工事施工者、工事監理者などが関与する必要がある。このうち、設計図書をもとに建築物を建設するのが、㋐ であり、工事が設計図書どおりに適切に実施されていることを確認・検査するのが、㋑ である。
また、各工事の計画に当たり作成される ㋒ には、設計図書に記載されていない納まりや仕上げ、詳細な寸法などの情報を盛り込む。」
正解 (2)
解 説
㋐、㋑ ですが
「・・・建築物を建設するのが、㋐・・・確認・検査するのが ㋑」とあるので、㋐ が工事「施工者」、㋑ が工事「監理者」です。正解は 1 or 2 です。
㋒ ですが
意匠図(いしょうず)は、建築物のデザイン面を伝える目的の図面です。全体の形態、間取りなどを伝えるものと考えればよいです。一方、施工図は詳細な設計図です。柱1は壁から 300 mm の所、柱2は柱1から 250mm の所・・・といった情報がぎゅっと詰まっている図面です。㋒ は「施工図」です。
以上より、正解は 2 です。
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