2022年 国家一般職(高卒 技術) No.100 建築計画・建築法規 解説

 問 題     

図のような長方形の敷地が、容積率の異なる地域 A(容積率 200 %)と地域 B(容積率 300 %)にまたがっている場合、建築基準法上、この敷地に建築することのできる建築物の延べ面積の最大値はいくらか。ただし、前面道路は幅員 12 m とする。

1.  600 m2
2.  800 m2
3. 1,000 m2
4. 1,200 m2
5. 1,500 m2

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

容積率「土地面積に対する床面積の合計」です。これは基礎知識です。

地域 A の敷地 土地面積は 15 × 20 = 300 です。容積率が 200% なので、300 × 2 = 600 まで面積 OK です。

地域 B の敷地 土地面積は 10 × 20 = 200 です。容積率が 300 % なので、200 × 3 = 600 まで面積 OK です。

従って
最大値は A 600 + B 600 = 1200 となります。

以上より、正解は 4 です。

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