公務員試験 2022年 国家一般職(土木) No.37 解説

 問 題     

河川に関する次の記述の ㋐、㋑、㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「大河川には、河床の勾配がほぼ一定に維持される大きな区間が存在し、この区間は ㋐と呼ばれる。同一の ㋐ では典型的な河床形状や流路特性が統計的な意味で ㋑ である。また、 ㋐ ごとの特徴を比較すると、例えば、扇状地における河床材料の代表径は三角州に比べて ㋒。」

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

㋐、㋑ ですが
大河川における河川勾配がほぼ一定に維持される大きな区間を「セグメント」といいます。同一セグメントでは、典型的河川形状や流路特性が、統計的な意味で「均質」です。正解は 1 or 2 です。

㋒ ですが
扇状地が「山→平地」部分の地形です。三角州が「平地→川・海」部分の地形です。ごろごろした材料、大きめの材料が、扇状地に多い印象を抱くのではないでしょうか。㋒ は「大きい」です。


以上より、正解は 1 です。

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