2022年 国家一般職(デジタル・電気・電子) No.21 解説

 問 題     

ある資格試験において、初めて受験した者は受験者全体の 30 %、 2 回目に受験した者は全体の 20 %、 3 回目に受験した者は全体の 10 %、 4 回目に受験した者は全体の 5 %、 5 回以上受験した者は全体の 35 % であった。

初めて受験した者の合格率は 10 %、 2 回目に受験した者の合格率は 30 %、 3 回目に受験した者の合格率は 50 %、 4 回目に受験した者の合格率は 60 %、5 回以上受験した者の合格率は 80 % であった。このとき、合格者全体のうち、 2 回目に受験した者の割合として最も妥当なのはどれか。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

都合良い具体的な数を設定するとわかりやすいです。例えば受験者数を 10000 人とします。すると、初受験は 10000 人の 30% なので 3000 人です。初回受験の合格率は 10% なので、初回受験合格者は 3000 人の 10% で 300 人合格です。同様に考えていけば、以下のように具体的に考えることができます。合格者数合計は 4500 人です。

合格者全体のうち、 2 回目に受験した者の割合が問われています。合格者全体は 4500 人です。2回目受験者で合格者は 600 人です。従って、600/4500 = 2/15 です。

以上より、正解は 1 です。

 

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