過去問 2021年 国家一般職(高卒 基礎)No.21 解説

 問 題     

 40 m のロープを全て使って、短辺が a m、長辺が a2 m(0 < a < 40)の長方形を作るとき、その長方形の面積はいくらか。ただし、ロープは引っ張ること等により伸縮しないものとし、またロープの太さは無視できるものとする。

1. 32 m2
2. 40 m2
3. 64 m2
4. 75 m2
5. 80 m2

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

40 m のロープを全て使ってとあるので、長方形の4辺を足すと 40m です。長方形なので、短辺同士と長辺同士の長さは等しいため、「短辺+長辺」の長さは 40 ÷ 2 = 20m です。従って a + a2 = 20 を満たします。このような a を考えます。

二次方程式解いてもいいのですが、具体的に考える方がおすすめです。すなわち、a = 1 から、a + a2 を具体的に計算しきます。

a = 1 → a + a2 = 1 + 12 = 2
a = 2 → 2 + 22 = 6
a = 3 → 3 + 32 = 12
a = 4 → 4 + 42 = 20 

として、a = 4 の時に 4 + 16 = 20 となる と見つけるのがおすすめです。


短辺が 4m、長辺が 16m であれば、面積は 4 × 16 = 64 m2 です。


以上より、正解は 3 です。

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