問 題
色彩に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ ある有彩色を見た後に白色を見ると、その有彩色の補色が感じられる現象を補色残像という。
㋑ 強調色は、建築物の外壁など面積の最も大きい部分に用いるもので、一般に、背景色として建築物や空間の雰囲気を形成する。
㋒ 基調色は、強調色の次に大きな面積となる屋根や柱、バルコニーなどの部分に用いるもので、一般に、強調色と調和する色彩を用い、建築物や空間を特徴づける。
1.㋐
2.㋐、㋑
3.㋑
4.㋑、㋒
5.㋒
正解 (1)
解 説
㋐ は妥当です。
「補色残像」についての記述です。
㋑ ですが
強調色は「アクセントカラー」とも呼ばれます。小さい面積に用い、空間に目立つ変化を加える色です。「面積の最も大きい部分に用いるもの」ではありません。㋑ は誤りです。
㋒ ですが
「強調色の次に大きな」とありますが、強調色が小さい面積に用いるものなので、さらに小さな面積ということになります。基調色は外観の中心となる色であり、最も大きな面積、使われる頻度が最も多いといった色のことです。㋒ は誤りです。
以上より、正解は 1 です。
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