問 題
次は、半数体育種法に関する記述であるが、A~D に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。
半数体の作出は A 培養によって行われる。得られた半数体に B を処理して染色体を倍加させた後に、カルスを経由する場合には C を多く培地に添加することにより不定芽を誘導し、その中から有望個体を選抜する。半数体育種法は固定のために D を繰り返す必要がなく、育種年限を短縮することができる。

正解 (3)
解 説
記述 A ですが
半数体の作出は「葯培養」です。正解は 1 ~ 3 です。ちなみにプロトプラストは、細胞壁を酵素処理によって取り除いた細胞です。原形質体とも呼ばれます。
記述 B ですが
染色体の倍加はコルヒチン処理です。エチルメタンスルホン酸は、突然変異を誘発する薬剤です。これにより、C は「オーキシンよりもサイトカイニン」、D は「自殖」とわかります。
以上より、正解は 3 です。

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