2020年 国家一般職(高卒 技術) No.91 建築計画・建築法規 解説

 問 題     

日照・日射に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ ある地域の日の出から日没までの時間を日照時間といい、実際に日の照った時間を可照時間という。

㋑ 大気層を通り抜けて直接地表に達する太陽光線の日射量を直達日射量といい、大気中で乱反射されてから地表に達する太陽光線の日射量を天空放射量(天空日射量)という。

㋒ 設備機器を用いず、建築物の形態や材料、窓の位置や大きさを工夫することで、日射熱を取り入れ、室内を暖房する方法をアクティブソーラーシステムという。

1.㋐
2.㋐、㋒
3.㋑
4.㋑、㋒
5.㋒

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

㋐ ですが
「日照時間」と「可照時間」が逆です。㋐ は誤りです。

㋑ は妥当です。
直達日射量と天空放射量(天空日射量)についての記述です。

㋒ ですが
設備機器を用いず とあるので、受動的を意味する「パッシブ」ソーラーシステムが妥当です。アクティブソーラーシステムではありません。㋒ は誤りです。

以上より、正解は 3 です。

類題 H26 no92 日照・日射 

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