公務員試験 2019年 国家一般職(高卒 技術) No.54解説

 問 題     

図のように,断面積 A の一様な角棒の一端を壁に固定し,他端に引張荷重 W を作用させた。このとき,角棒に生じる引張応力として最も妥当なのはどれか。ただし,重力の影響は無視するものとする。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

軸方向力を P、断面積 A とすると、軸応力 σ は P/A です。本問では P に W を代入すれば、W/A です。

ちなみに
力を加えて、元々 長さ l の物体が Δl 伸びた時、ひずみ ε を Δl/l で表します。この時、E をヤング係数(ヤング率)として、σ = Eε が成立します。ここまでが基礎知識です。この機会におさえておきましょう!

以上より、正解は 4 です。
類題 H30no54

 

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