問 題
下記の業種のうち、2020(令和2)年度における産業廃棄物の業種別排出量が最も少ない業種はどれか(環境省:令和5年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書による)。
- 鉄鋼業
- 電気・ガス・熱供給・水道業
- パルプ・紙・紙加工品製造業
- 建設業
- 農業・林業
正解 (1)
解 説
産業廃棄物の排出量が最も多いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」で、次いで、「農業・林業」、その次が「建設業」です。しかし、2位と3位は僅差なので入れ替わることがあり注意が必要です。
上記の3つより下を見ていくと、4位が「パルプ・紙・紙加工品製造業」で、5位が「鉄鋼業」となりますが、この手の問題は大概が上位3つをしっかり押さえておけばあとは選択肢から正解を選べるパターンが多いです。
しかし、本問に限っては「排出量が最も少ない業種」が問われており、上記の5位を把握しておかないと解けない問題となっているため、やや難易度が高いといえます。それでも上位3つは除外して、選択肢(1)と(3)で悩んでほしいところです。
よって、選択肢の中で排出量が最も少ない業種は5位の「鉄鋼業」なので、選択肢(1)が正解となります。
念のため、試験前に最新の情報を環境省の産業廃棄物の排出及び処理状況等で確認しておくことをお勧めします。
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