問 題
フェライト法に関する次の記述中、下線を付した箇所のうち、誤っているものはどれか。
重金属を含む排水中に(1)鉄(Ⅱ)イオンを適当量加え、(2)酸を添加後、(3)60℃以上に加熱すると、重金属イオンを含む(4)強磁性マグネタイトの結晶が生成し、分離回収される。この方法は(5)小規模排水の処理に適した処理技術と考えられている。
正解 (2)
解 説
フェライト法では、鉄(Ⅱ)イオンを含む溶液にアルカリを加えて加熱することにより、フェライトを生成させて処理をする方法です。
よって、(2)の「酸」が誤りで、ここは「アルカリ」となります。
類題がたびたび出題されているので、問題文のほかの箇所も併せて確認しておいてください。特に、鉄(Ⅱ)イオンを使うこと(3価ではなく2価)などは重要です。
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