環境省の平成26年度公共用水域水質測定結果に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 健康項目の環境基準達成率は、約99%であり、ほとんどの地点で達成されている。
- 健康項目の環境基準を超過したふっ素、ほう素の主な原因は産業排水由来である。
- 健康項目の環境基準を超過したものには、カドミウム、鉛、ひ素、ふっ素、ほう素などがある。
- 水生生物保全に係る環境基準に設定されている全亜鉛に関しては、湖沼においては基準を超過した地点はなかった。
- 公共用水域における要監視項目に関しては、アンチモン、エピクロロヒドリン、全マンガンなどについて指針値を超過した地点があった。
正解 (2)
解 説
ふっ素やほう素は産業排水にも多少なりとも含まれていますが、大半は自然由来です。そのため、(2)の「産業排水由来」が誤りで、正しくは「自然由来」となります。
(1)や(3)は毎年似たような傾向が続いていますが、環境基準の達成率に関する最新の数値をこちらのページにまとめたので、併せて参照してください。
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