JISによる排ガス中のふっ素化合物又は塩化水素分析方法のうち、水を吸収液として用いるものはどれか。
- イオンクロマトグラフ法(塩化水素)
- イオン電極法(ふっ素化合物)
- イオンクロマトグラフ法(ふっ素化合物)
- 硝酸銀滴定法(塩化水素)
- ランタン-アリザリンコンプレキソン吸光光度法(ふっ素化合物)
正解 (1)
解 説
(2)、(3)、(5)について、排ガス中のふっ素化合物分析の方法は、イオン電極法、イオンクロマトグラフ法、ランタン-アリザリンコンプレキソン吸光光度法の3種類がありますが、吸収液はいずれも水酸化ナトリウム溶液です。
(1)、(4)について、排ガス中の塩化水素分析の方法は、イオンクロマトグラフ法、硝酸銀滴定法、イオン電極法の3種類がありますが、イオンクロマトグラフ法の吸収液は水、硝酸銀滴定法の吸収液は水酸化ナトリウム溶液、イオン電極法の吸収液は硝酸カリウム溶液となります。
よって、水を吸収液として用いるのは(1)です。
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