液体燃料の噴霧燃焼装置の管理に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 燃焼用空気は普通、バーナー周囲から供給するが、適切でないと着火が悪く、火炎が不安定になる原因となる。
- 燃焼室側壁への炭化物の付着は、バーナーの霧化不良が原因であることが多い。
- 一般に、空気過剰率は10~20%程度が適当である。
- 燃焼用空気供給量が過小の場合、火炎長は減少する。
- バーナーチップへの炭化物やその他の異物の付着は、油圧式バーナーで起こりやすい。
正解 (4)
解 説
空気供給量が少ないということは酸素不足ということです。よって、燃料は位置的により遠くにある空気(酸素)にまで手を伸ばさなくてはいけなくなり、結果として火炎の長さは長くなります。
つまり、(4)の「減少する」が誤りで、正しくは「増加する」となります。
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