H27年 大気特論 問6 問題と解説

液体燃料と固体燃料の燃焼装置の記述として、誤っているものはどれか。

  1. 噴霧燃焼バーナー単機において燃料使用量(L/h)が最大のものは、油圧式である。
  2. 油圧式噴霧バーナーでは、非戻り油式にすると油量調節範囲が大きくなる。
  3. 高圧気流式噴霧バーナーの噴霧媒体として、蒸気もよく使用される。
  4. 粗粒炭の流動層燃焼では、燃焼温度は800~900℃程度である。
  5. 微粉炭燃焼は、空間燃焼に分類される。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説    

戻り油式であれば戻り油の圧力を変えることで噴射油量を調節できますが、非戻り油式だとそれができません。よって、(2)の「非戻り油式」が誤りで、正しくは「戻り油式」となります。

ただし、これはややマイナーな知識である一方、残る(1)、(3)~(5)が標準レベルの知識で判断できるため、消去法で答えられれば良い設問だと思います。

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