JISによる試料ガス採取とその装置に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 排ガス試料の採取では、常に採取位置断面の任意の1点を採取点としてよい。
- 連続分析の場合には、採取管-導管-前処理部-分析計の順に構成される。
- 導管の長さはなるべく短くする。
- 排ガス中の塩素を分析する場合、四ふっ化エチレン樹脂は、導管の材質として適当ではない。
- 試料ガスを大量の希釈用ガスと混合し、露点を下げて分析計に導入する方法がある。
正解 (1)
解 説
採取位置断面の複数箇所で分析結果が異なるようなら、複数点で採取しなければなりません。ただし、どの点でも結果が大きく変わらないことがわかれば、代表として任意の1点を取れば良いことになっています。
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