煙突からの排煙拡散の一般的特性に関する記述中、下線を付した箇所のうち、誤っているものはどれか。
拡散幅は気象条件によって大きく変化し、特に大気の(1)乱流の強さと直接的な関係がある。他の条件が変わらない場合、有効煙突高さが増せば最大着地濃度距離Xmaxは(2)増大し、最大着地濃度Cmaxは(3)増大する。同様に、他の条件が変わらない場合、鉛直方向の煙の拡散幅が増せばXmaxは(4)減少し、Cmaxは(5)増大する。
正解 (3)
解 説
有効煙突高さが増せば、その分高いところから排煙が排出されることになるので、より広い範囲に排煙が拡散することになります。広範囲に拡散するということは、地点ごとの着地濃度は低くなり、最大着地濃度についても同様に減少します。
よって、(3)は「増大」ではなく、「減少」が正しいです。
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