排煙脱硫法に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 石灰スラリー吸収法では、一般に石灰石を5~15%含むスラリーが使用される。
- 水酸化マグネシウムスラリー吸収法では、反応後の生成塩(MgSO3、MgSO4)の溶解度はMg(OH)2に比べて大きい。
- アンモニア水によるアルカリ溶液吸収法では、循環吸収液のpHを6程度に保つ。
- ダブルアルカリ法では、消石灰又は石灰石がSO2の吸収に用いられる。
- 酸化吸収法では、酸化触媒を含む希硫酸でSO2を吸収する。
正解 (4)
解 説
ダブルアルカリ法では、アルカリ溶液(水酸化ナトリウム水溶液など)でSO2の吸収を行います。
消石灰や石灰石も使いますが、これはSO2の吸収のためではなく、吸収剤であるアルカリ溶液を再生するためです。
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