H25年 公害総論 問11 問題と解説

騒音の評価・対策に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 自動車交通騒音では、自動車単体からの発生騒音低減のために、加速走行騒音、定常走行騒音、近接排気騒音について規制されている。
  2. 近隣騒音には、営業騒音、拡声器騒音、生活騒音などが含まれる。
  3. 新幹線騒音の音源対策としては、防音壁のかさ上げ、レール削正などがある。
  4. 近年、風力発電施設などで問題となっている音は、音圧レベルの低い4000Hz以上の音が主である。
  5. 工場等での技術的騒音対策では、遮音、吸音、消音器設置などが主として行われている。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説    

音圧レベルの単位は[Hz]ではなく、[dB]です。[Hz]が音の高低に関する単位であるのに対し、[dB]は音の大きさ(うるさいかどうか)の単位となります。

風力発電所などで問題になるのは低周波音といって、1~100[Hz]くらいの騒音です。

コメント