H25年 大規模大気特論 問9 問題と解説

我が国の石炭火力発電に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 微粉炭燃焼方式がほとんどである。
  2. 集じん前の排ガス中には、一般に10~20g/m3N程度のばいじんが含まれる。
  3. 脱硫装置としては、湿式石灰石こう法が一般的である。
  4. 集じん装置としては、高温形の電気集じん装置が最もよく用いられる。
  5. 排煙処理システムには、一般にガス-ガスヒーターが組み込まれている。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説    

電気集じん装置には、高温形、低温形、低低温形の3種類があります。高温形は昔使われていた方式で、低温形は少し前に主流だった方式、そして低低温形は現在増えている方式です。

よって、(4)の「高温形」は近年ではあまり使われていないため、これが誤りの記述です。

コメント