燃料性状値の大小の比較として、誤っているものはどれか。
- メタンの高発熱量(MJ/m3N) > 一酸化炭素の高発熱量(MJ/m3N)
- メタンの着火温度(℃) > 歴青炭の着火温度(℃)
- 重油の理論空気量(m3N/kg) > 歴青炭の理論空気量(m3N/kg)
- 歴青炭の揮発分(wt%) > コークスの揮発分(wt%)
- 重油の(CO2)max(vol%) > 歴青炭の(CO2)max(vol%)
正解 (5)
解 説
(1)において、メタンは天然ガスの主成分で優秀な燃料として使われるので、発熱量は高いはずです。
(2)において、一般的に着火温度は高い順から、気体>液体>固体の順番になります。
(3)において、一般的に液体の理論空気量は固体の理論空気量よりも多くなります。
(4)において、コークスは石炭を乾留して揮発分を除去したものなので、ほとんど揮発分を含みません。
(5)において、重油が16vol%、歴青炭が19vol%程度です。これは微妙なので、消去法でもいいかもしれません。
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