平成21年度における公共用水域の水質測定結果に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 人の健康の保護に関する項目(健康項目)の環境基準達成率は、前年度とほぼ同様で99.1%であった。
- 健康項目のうち、環境基準を超過する測定地点がみられた項目は、全体で鉛、ひ素、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素、ふっ素、1,4-ジオキサンであった。
- 生活環境の保全に関する項目のBOD又はCODの環境基準達成率は、全体では87.6%で前年度とほとんど変化はなかった。
- BOD又はCODの環境基準達成率が最も低い水域は、海域である。
- 東京湾、伊勢湾、大阪湾などの閉鎖性海域では、流入した汚濁物質が蓄積しやすい。
正解 (4)
解 説
達成率が最も低いのは、海域のCODではなく、湖沼のCODです。湖沼のCODが最も低く、次に海域のCOD、達成率が最も高いのが河川のBODです。
これらの順番も大切ですが、湖沼と海域の指標がCOD、河川の指標がBODということも重要です。
公共用水域の水質測定の最新の数値はこちらのページにまとめてあります。
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