試料ガス採取方法及び装置に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 試料ガス採取点は、流れが比較的一様な場所を選ぶ。
- 大型ダクトでのガス採取では、常に採取位置断面に複数の採取点を設定しなければならない。
- ダストの混入を防ぐため、採取管の先端に一次ろ過材を設ける場合は、化学反応、吸着作用のない材質を選定する。
- 採取管の後段の導管は、なるべく下り勾配になるように施工する。
- SO2の連続分析では、採取管及び導管を150℃以上に加熱する。
正解 (2)
解 説
選択肢(2)について、採取位置断面の複数箇所で分析結果が異なるようなら、複数点で採取しなければなりません。ただし、どの点でも結果が大きく変わらないことがわかれば、代表として任意の1点を取れば良いことになっています。
よって、(2)の「常に」という言葉が当てはまらないので、これが正解の選択肢です。
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