H23年 ばいじん・粉じん特論 問11 問題と解説

平成元年環境庁告示第93号において指定されている石綿濃度Fの計算式の記号説明として、誤っているものはどれか。

  1. A:捕集用ろ紙の面積
  2. N:計数繊維数の合計
  3. a:顕微鏡の視野の面積
  4. n:計数を行った視野の数
  5. V:採気量

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説    

どれも合ってるように感じてしまうかもしれませんが、(1)は「捕集用ろ紙の有効ろ過面積」が正しいです。

有効ろ過面積とは、ろ紙の全体面積のうち、空気が接触する(通る)部分の面積のことです。アスベスト測定の際には、ろ紙ホルダーなどで挟んでろ紙を固定しているので、ろ紙の縁の部分は有効面積には含まれません。

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