富栄養化の進んだ東京湾における夏期の水質に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 植物プランクトンが増殖した青潮状態がしばしば観測される。
- 表層水と底層水との混合がほとんど起こらない成層が形成される。
- 底層水が貧酸素状態になる。
- 沈降してきた植物プランクトン中のりんの多くは、堆積物表面から再びりん酸塩として海水に回帰する。
- 底層水が無酸素状態になると、硫化水素が発生するようになる。
正解 (1)
解 説
富栄養化によって植物プランクトンが増殖すると、東京湾は赤く見えるようになり、つまり赤潮状態となります。
青潮は、海が局所的に酸素不足となった際、海水に含まれる硫黄がコロイドとなって、海水が白濁し、そのために海面が青っぽく見える現象のことです。
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