凝集分離に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 凝集剤として硫酸アルミニウムを用いるとき、凝集に適したpHは9~11である。
- 凝集剤として塩化鉄(Ⅲ)を用いるとき、使用条件が悪いと処理水が着色することがある。
- 非イオン性のポリマーは、無機凝集剤と併用されることが多い。
- フロック形成速度に関係するG値は、単位体積当たりの動力量より計算される。
- 接触凝集沈殿装置では、原水の水温に変動があると高濃度のスラリーが流出することがある。
正解 (1)
解 説
硫酸アルミニウムは中性付近(pH6~8)で最も凝集効果が高いです。硫酸アルミニウムをそのまま水に溶かすとpHは3くらいになってしまうので、これを凝集剤として使う際には、一緒にアルカリを添加して、適正なpH(6~8)にしておくと効率的です。
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