洗浄集じん装置に関する記述として、誤っているものはどれか。
- ため水式では、基本流速が大きいほど、微細なダストを捕集することができる。
- ジェットスクラバーでは、スロート部の基本流速が大きいほど、微細なダストを捕集することができる。
- サイクロンスクラバーでは、液ガス比が小さいほど、集じん率は高くなる。
- 充塡塔では、基本流速が小さく、塔内の滞留時間が長いほど、集じん率は高くなる。
- 回転式では、一般に回転数が大きいほど、集じん率は高くなる。
正解 (3)
解 説
液ガス比とは、洗浄集じん装置における吸収液と被処理ガスとの流量比ですが、液量が多いほど液ガス比が大きくなります。液というのはダストを除去する側で、ガスはダストを含む側なので、サイクロンスクラバーでは、液量が多くガス量が少ないほうが、ガス中のダストを多く除去できる(=集じん率が高くなる)ことになります。
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