R2年 大気特論 問5 問題と解説

 問 題     

「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」に関する告示に示されている、電気事業用ではないボイラーの基準空気比と、その代表的な燃焼室熱負荷(104W/m3)の組合せとして、正しいものはどれか。

  • (ボイラー形式)   (基準空気比) (燃焼室熱負荷、104W/m3)
  1. 気体燃料ボイラー  1.1~1.3    12~150
  2. 重油ボイラー    1.2~1.3    12~120
  3. 重油ボイラー    1.1~1.3    12~300
  4. 微粉炭ボイラー   1.2~1.3    12~35
  5. 微粉炭ボイラー   1.1~1.3    12~100

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説    

ボイラー形式ごとの基準空気比と燃焼室熱負荷の数値が問われていますが、どちらにしてもマイナーな知識であるように感じます。出題頻度も低いので、個人的にはこの問題は捨て問題扱いにしてしまって構わないと思います。

一応、答えを示しておくと、(4)が正解となります。

参考までに下記にボイラーの基準空気比と燃焼室熱負荷を記載しますが、これを覚えたところで、試験対策としてはあまり有用ではない気がします。

【電気事業用ボイラーの基準空気比】

  • 気体燃料ボイラー:1.05~1.1
  • 重油ボイラー  :1.05~1.2
  • 微粉炭ボイラー :1.2~1.3

【電気事業用ではないボイラーの基準空気比】

  • 気体燃料ボイラー:1.1~1.3
  • 重油ボイラー  :1.1~1.3
  • 微粉炭ボイラー :1.2~1.3

【燃焼室熱負荷】(104W/m3)

  • 気体燃料ボイラー:12~58
  • 重油ボイラー  :12~233
  • 微粉炭ボイラー :12~35

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