H22年 大規模大気特論 問10 問題と解説

一般廃棄物の焼却施設に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 直接焼却された量は、最近では減少傾向が認められる。
  2. 焼却炉形式としては、流動床炉が主流である。
  3. ガス化溶融炉は、ごみを酸素のない、あるいは酸素の少ない状態で加熱する。
  4. 発電付き全連続燃焼式ストーカー炉が稼働している。
  5. 排ガス処理方式には湿式法、乾式法(半乾式法を含む。)がある。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説    

焼却炉の形式で主流なのはストーカー炉です。ストーカーとは火格子のことで、この火格子の上でごみを転がしながら、乾燥→燃焼を行います。

※ ストーカーは「給炭機」を意味するstokerから来ています。犯罪者のほうのストーカー(stalker)とは無関係です。

また、流動床炉は主流ではありませんが、ストーカー炉に比べて場所を取らないので、都市部などで使われることがあります。

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