バグフィルター用ろ布に関する記述として、誤っているものはどれか。
- ステープル撚糸は、撚糸の表面に無数の短繊維が飛び出しており、ろ布表面に薄いダスト層を形成しやすい。
- ガラス繊維製の織布には、繻子織が広く使用されている。
- 織布の目開きは、天然繊維のものは比較的大きく、合成繊維のものは小さい。
- ろ布材が備えておくべき特性には、高い捕集特性、低圧力損失、払い落としの容易さなどがある。
- 処理ガス温度が250℃程度の高温で、耐酸性、非吸湿性、耐久性を必要とする場合、一般にポリエステル系繊維の織布が用いられている。
正解 (5)
解 説
ポリエステル系繊維は150℃以下までしか対応していません。耐酸性、非吸湿性、耐久性は有していますので、この部分は合っています。もし250℃程度の処理ガスを扱いたいのなら、ガラス繊維の織布を使えばよいです。
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